2010年11月24日

製作者のページー501

農業をやる人のことを百姓と呼ぶことがある。この呼び方を差別用語と言う人がいるので最近はあまり使われていないかもしれない。

しかし相手に対して百姓呼ばわりすのは問題があるかもしれないが自分で、俺は百姓をやっていると堂々と言う人も多いので自分から言うのは問題ないのだろう。

私自身はその域に達していないので百姓とは名乗らないがだいぶ百姓に近づいてきていると思う。

と言うのは百姓は百の姓と書くように百の名のつく仕事をこなすと言うか、こなさなければならないほど大変な仕事だということである。

大工仕事あり、土方仕事あり(これも差別用語らしいのだが)水道工事あり、電気工事あり、機械修理ありと何でもこなさなければ農業はできない。仮にこれらの仕事を外注に出していたらただでさえ儲からない仕事が大赤字になってしまうだろう。

幸いなことに私も大工仕事も土方仕事も水道関連の仕事も一通りこなせる技術をいつの間にか身につけたので農業をやりこなせるのである。しかし土方仕事は身にこたえる。昔ニコヨンと呼んだこの差別用語ももうとっくに死語に近く、これがわかる人は相当年配者だろう。

差別問題と言えば最近すっかり西部劇を見ないがアメリカへ行ったとき私の友人がその理由を説明してくれた。

この国ではインディアンと言う言葉はタブーでネイティブアメリカンと呼ばなければならない。先住民族を追い払い侵略していったのはスペイン人でありアメリカ人だからである。ジョン・ウエィンが死んだから西部劇映画ができなくなったのではないのである。

話はそれた。土方仕事の話である。自分も若い時は金がなく年がら年中アルバイトに明け暮れたが土方は自信がないのでやらなかった。

このつけが今になって回ってきたのかここの所毎日、万能(四つの爪のついた鍬と説明しないとわかる人は少ないだろう)とスコップを持って田んぼの修復をはかっている。

師匠にお前は機械ばかりに頼っているからいい田んぼが作れないのだと言われた言葉が身にしみているからである。





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2010年11月17日

製作者のページー500

今回は肥料の話。

私が畑仕事に興味を持ち始めたとき、畑に関するいろんな本や雑誌を購入して読んでみた。その中に畑の土作りは大切だが肥料のやり過ぎはよくないと書いてあった文章が頭の片隅にこびりついている。

その後肥料を一切使わず植物を栽培する自然栽培の本も何冊か読み、こういうやり方もありだなと思っている。

このため私の野菜作りは最低の肥料を施すことからスタートする。野菜も千差万別で肥料が少なくても立派に育つものもあるからだ。どうしてもうまく育たないものには徐々に肥料を加えてゆく。

肥料の種類は有機栽培なので堆肥が中心となる。このため最初の頃は自分で堆肥やボカシを作っていたがこれは想像以上に大変である。このため最近は地元の人間だけが安く購入できる有機肥料と牛糞や鶏糞を主に使っている。

今年、ある種屋にビニールハウスで秋から冬にかけて作る野菜は何がよいか相談に行った。この時畑の土壌検査もやってくれることを知り検査してもらった。案の定自分の畑の土壌は適性の範囲内におさまるが一番低い数値であった。そして、うまい野菜を育てるにはこういう肥料を足したらよいと言うリストを渡された。

この資料を持ってホームセンターに行き担当者にここに書いてある肥料をくれと言った。この担当者は私に対して、この肥料は非常に専門的なものでここのリストの書かれている種屋さんでしか買えませんと言う。

種は種屋から買ってもよいが肥料まで種屋から買うつもりはないのでネットで購入しようとしたがなぜか1種類しか購入できなかった。仕方がないので書かれている肥料の成分に近いものを自分で作ろうと、海に行きミネラル分の多そうな海藻や貝殻を集め、ついでにその近所の魚屋でトラック一杯分の牡蠣殻をただでもらってきたりしている。

ところで話は少し変わるが隣の畑のKさんがダンプ一杯に積んだ鶏糞を何台も自分の畑に降ろさせている。聞いてみるとワクチン用に鶏の卵を生産している養鶏場が鶏糞の処理に困っており、ただでくれると言うのである。自分はホームセンターから鶏糞をかなりの量購入しているので「本当にただでいいの?」と念を押すと「むこうは捨て場に困っているんだから金なんかいんねーよ」と言う。

こちらもダンプ3台分の鶏糞をただでもらってしまったが、世の中には需要と供給が一致しないケースが多々あり、それをうまく合致させれば無駄もずいぶん節約できるのにとつくづく思うのである。




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2010年11月10日

製作者のページー499

最近このページは農業の話ばかりで書く本人も少々気が引けるので今回はゴルフの話。

先週、毎年恒例の伊香保カントリークラブでの五期会コンペに参加してきた。五期会とは学生時代の五期にわたる連中が一同に会するものなのだが今年は私の年次の前後3期の連中約30名が集まった。

最近ゴルフはほとんどやらないので今年2回目である。当然上位入賞は望むべくもなく、せめてブービー賞ぐらいにはありつきたいとかなり低レベルの目標をかかげて参加したのである。

ところが今回はスコアはともかくとしてパットがよく決まり後半のインコースでワンパットが7回も出た。パットだけが得意と言うことは全然ないのだがグリーンが難しいと言うので1回1回全部キャディに聞いて、その通りに打ったらうまく入ったと言うことなのである。

しかし後でスコアカードをよく見てみると私の1パットで入ったホールはオリンピックの鉄を獲得している所ばかりなのである。と言うことはピンに一番近い所に寄せているので、ある意味入って当然なのかもしれない。更に言うと寄せが何故うまくいったかというと全部8番アイアンで転がしている。

ウエッジを使うとたまにしかやらないゴルフではミスショットが非常に出やすいので、前にバンカーがあるところ以外は8番で転がすと言う作戦が功を奏したのかもしれない。

夜の宴席で毎年幹事が指名してくれるのでここ数年は農業の話ばかりしていた。するとここ1〜2年一部の連中からブーイングが飛んでくるようになった。女性や畑に興味のある連中はよく聞いてくれるのだが、農業に興味のない連中にはクソ面白くないのだろう。

今回はゴルフのワンパットの回数の自慢から始めて油断させておいて途中から農業の話に切り替えたので比較的ブーイングは少なかった。

おまけに私の話を聞き終わった後、ある先輩が特に発言を求めて話し始めた。私の顔を見ながらパットのうまい人は頭がよい人だと言うような自論を展開している。詳しい根拠は聞きそびれたが頭が悪いと言われるよりはましなのでこの説を甘んじてお受けすることにした。

posted by メイン通商 at 17:36| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月03日

製作者のページー498

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既に花の散ってしまった蕎麦畑。黒く見えるのが蕎麦の実だがかなり少なそうである。


今週は旅行等の行事が入っておりこのページは休もうと思っていたのだが、最近畑で知り合った宮本さんのブログ(http://tonpay.cocolog-nifty.com/blog/ 興味のある方は見てください)に私の栽培している蕎麦のことを取り上げてくれているので、蕎麦のことを書くことにする。

今年新たに借りる約束をした1反部・約300坪の畑に来年とうもろこしを植えてみようと計画していた。この話を師匠にすると「あの辺の土地はよっ、水はけが悪いから注意しなきゃーなんねーベ」と今年その近所にレタスを植えた人が水をかぶって失敗したことを引き合いに出し忠告してくれた。

このため開墾だけを済ませておいたこの土地に蕎麦を撒いてうまく育つか実験してみることにした。蕎麦の種はいつも農協を通じて常陸秋そばを購入するのだが1反部分を注文するつもりを間違って1キロしか注文せず、慌てて追加注文したが品切れになってしまった。仕方がないのでネットで長野の蕎麦の種を購入してその畑にまいた。ちなみに1キロの常陸秋そばは田んぼの一部が道路を隔てて分離している所に土を盛りそこに植えることにした。

前にも書いているが夏蕎麦は失敗しやすいので秋そばに絞っている。昨年は収穫直前に遅い台風に見舞われ花を全部吹き飛ばされほとんど収穫できなかったが蕎麦はかなり荒地でも育つ栽培しやすい作物だと言われている。

このため種の撒き時期が猛暑と水不足が重なり、からから状態の8月下旬に種を撒いておいた。しかし9月になると両方の畑の蕎麦は芽を出し始め順調に花まで咲き始めた。やはり育てやすい作物なのだと思っていたら猛暑のあとの大雨で田んぼの跡地の常陸秋そばは水がかぶり全滅。長野の蕎麦をまいた畑も一部に水がかぶり水はけの悪さを露呈した。

しかし他の場所の蕎麦は問題がなく今年はよい蕎麦を収穫できそうだと毎日観察しているとどうも様子が変なのである。蕎麦の背丈が全然伸びないのである。以前育てていた時は蕎麦の背丈は小麦と同じほどになっていたが今年の蕎麦の背丈は半分にも満たないぐらいである。

そして最近の状態は花が全部散り蕎麦の実が黒くなっているのだが前に収穫した時より全然少ない感じである。

11月に入ったので収穫してみればわかるがどうも又失敗したようである。失敗の原因は今年の異常気象なのか地域的にこの地区は蕎麦の栽培に不向きなのかは今のところよくわからない。
posted by メイン通商 at 17:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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