2010年12月29日

製作者のページー506

前回は竹がえらく高いものについたとだけ書いて文章を終えたので竹林の持ち主に心配をかけたようだ。孟宗竹は太くて重い、トラックに乗せても前後がはみ出しすぎるので運転席の屋根に乗り、このはみ出した部分を切っていたら切り取った先端の部分がトラックのフロントガラスにぶつかってガラスがひび割れしてしまったのである。

横着なやり方をした自分が悪いので自業自得であるが私にはこの手の失敗がかなり多い。もう少し慎重に行動したらよいのだろうが若い時から頭より先に体が動く習慣が身についている。

「巧遅拙速にしかず」が仕事のモットーで遅いことが大嫌いである。普通の人より多く動くので失敗も多いがそこから得るものも多いのでよしとしている。

竹を切る次は木を切らなければならない。稲の苗を育てるビニールハウスは自宅の敷地に設置するつもりだが隣家の木が大き過ぎて太陽光を遮ってしまう。隣家もこのことは気にしていて自由に切ってくださいと言ってくれている。

だが、いざ木を切ろうとすると自慢のハスクバーナのチエーンソーのエンジンがかからない。仕方がないので隣家に断ってユンボで枝をへし折ることにした。しかし背の低い木は何とかなっても10メートル以上もある大木はユンボのアームも届かない。背の高い選定梯子を使えば何とかなるのだろうが今年は時間がない。ユンボのアームの届く範囲内の枝をへし折り、半分ほど太陽光が差し込むようにして我慢することにする。

次は田んぼの寒起し、堆肥入れ、その合間をぬって暖炉の薪作り、蜂の巣除去と次から次へとこなしながら、あっと言うまに今年も1年が過ぎ去ってゆくのである。





posted by メイン通商 at 15:52| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月22日

製作者のページー505

稲の苗を育てるためのビニールハウスを作成するのは今年の春先に作った2連棟の大型ビニールハウスと比べると差ほど難しくはない。独りでやっても1週間はかからないだろう。それよりも先にやらなければならないのが稲を天日干しにするおだ掛け用の支柱と竿を用意することである。

この支柱と竿の材料は2種類ある。杉の木と竹である。実を言うと3年ほど前、杉材の方は不要になった兼業農家からかなりの量もらっているのである。そしてこれを利用して小麦を天日干しし、昨年は稲もこれを使っておだ掛けにしたのである。しかしこの材は保管方法が悪いとどんどん腐ってくる。

そしてこれをもらった時点ではそんなに多くを使うとは思ってもいなかったので暖炉の薪材としてかなり使ってしまった。今思えば惜しいことをしたと思うのだが杉材には欠点もある。それは重過ぎることである。もしこれを使って1町部(約3000坪)以上の田んぼの稲を全部おだ掛けにしようとすると、1本が7〜8メートルもあるので振り回しているだけで疲れてしまう。

このためこれからは竹を使おうと思っている。しかし竹も欠点があり、虫のいる暖かい時期に切った竹は虫が入り込み食い荒らされ、1年で使い物にならなくなる。

それでこの冬場の寒い時期に竹を切らなければならないのである。竹は自分の敷地の一部と隣接する竹林に腐るほどある。今年のおだ掛けは全部この竹を利用してやったのだが、私はこの竹を真竹だとばかり思っていた。

しかし最近になってこの竹は淡竹・はちくと言う竹で真竹と比べると節の間隔が狭く虫がつきやすい竹だと言うことを知らされた。真竹は節の間隔が長いので曲がりが少なく竿部分にはこれが一番適しているようなのだが近所に真竹の竹林はない。このため竿部分は淡竹を使い支柱部分は孟宗竹を使用することにした。

孟宗竹は知人が所有している土地に一杯あるので先日これをもらいにいって来た。しかしこの竹がえらく高いものにつくとは思いもよらなかったのである。

ーつづくー




posted by メイン通商 at 18:00| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月15日

製作者のページー504

農業を営むものにとって冬場は決して暇ではない。特に私の場合は来年と再来年の予定を考えるとやらなければならないことが山積している。

あと1反部(約300坪)の田んぼを広げる予定がその10倍もある面積を借り受ける羽目になったのは日頃の計画性の無さがなせる業なのか、目の前に欲しいものをぶら下げられると無意識のうちに飛びつく動物的習性によるものなのかは定かではない。

いずれにせよこれだけの耕作面積を抱え込むとこの冬やらなければならないことは半端ではない。

しかし1反部の10倍、1町部(1ヘクタール・約3000坪)の田んぼを借り受けることにしたにせよ来年直ぐに全部を耕作するわけではない。慣行農法で最新式の農機具を使ってやるのなら1町部の田んぼの耕作はさほど難しいことではない。しかし私がやっている無農薬・おだ掛けによる天日干しのやり方だと作業手間は10倍近くかかる。

このため最初の1年は3反部だけをテスト的にやり2年目から1町部全部をやる計画である。とは言え既に2反部の田んぼを耕作しているので来年は5反部分(約1500坪)の面積をやらなければならないことになる。そしてこの結果により残りの7反部のやり方は変わってくる。このやり方についてはいろんな方法を考えているが、先に従来私がやっている畑と田んぼプラス新たにやる3反部の田んぼに対する冬場の準備について語ることにしよう。

来年が5反部、再来年は12反部の田んぼをやるとなるとその苗を育てるにはかなりの大きさのビニールハウスが必要になる。大型ビニールハウスなら既に持っているじゃないかと言われそうだが、あれは野菜を育てるためのものであって稲の苗用ではなく共用もできない。

しかし大型ビニールハウスを探している時、この地域の人にも声をかけていたので比較的大きなビニールハウスを無償で譲り受け、そのパイプ部分は既に自分で解体し、自宅の敷地に持ち込んでいる。

このハウスを完成させるのが最初の仕事となるのだが。

ーつづくー

posted by メイン通商 at 18:18| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月08日

製作者のページー503

今朝パソコンの前に座っていると突然携帯がなった。電話番号は表示されているが誰だかわからない。

取り敢えず電話に出ると「今、どこ!?」といやに馴れ馴れしいがかなり慌てている様子である。間違い電話かなとも思い「どちらさんですか?」と言うと「俺だよ! XXだ」「えっ!、今自宅だけど・・」と答えながら ”何、まさか今日だったの?” と言う思いが頭を過ぎる。

電話をかけてきたのはゴルフの幹事からであった。彼の電話番号を携帯に登録していなかったのでわからなかったのだ。

本日12月6日月曜日(この文章は毎週月曜日に書いている)がゴルフコンペの日だったのを私は12月8日水曜日だと勘違いしてスケジュール表に記入していたのである。ゴルフコンペに1〜2度遅刻したことはあるが日にちを間違えたのは初めてである。幹事に平謝りしてメンバーにも詫びの言葉を伝えてもらうように頼む。

今年3回目だが最後のゴルフなので場所は遠いが出席するつもりだった。このメンバーには大型ビニールハウス設置の時手伝ってもらったので多少の義理も感じていたからだ。又1ヶ月前のゴルフではパットの調子がよく、スイングもあるヒントから昔と比べるとかなりよくなってきているからだ。

そしてゴルフの1週間前からは鍬で土を掘ったり腰や肩に負担のかかる重労働は極力避けるようにしている。と言うのは去年の春のゴルフでとんでもないゴルフをしたからだ。前日まで農繁期の真っ只中、体を酷使したため体中の関節が痛く、前半の各ホールを10前後たたきあわやハーフ90の珍記録が出る恐れまであった。後半は少しよくなり大波賞より上のつなみ賞を特別賞としてもらった苦い経験がある。

農業をやるものにとって冬場は決して暇ではない。来春に備えての前準備を冬のうちにやっておかないと決してよい作物は作れないからだ。ましてや来年は大幅に稲作を増やす予定でもありなおさらである。

このためゴルフの1週間前こそ体に負担のかかる重労働は避けてきたが日々無駄にできない生活を送ってきた。

しかし決してゴルフをすっぽかす気持ちは更々なかったことをメンバーの誰かがこの文章を読んで察してくれれば助かるのだが。
posted by メイン通商 at 17:05| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月01日

製作者のページー502

畑で知り合いになった宮本さんに「今度、1町部の田んぼをやるようになるかもし知れませんよ」と言うと「えっ!1町部の田んぼをやったら死んでしまうとブログに書いていたじゃないですか」と言う。宮本さんも私のこのページを読んでくれていたようだ。

確かに1ヶ月ほど前のこのページに今の手間のかかる農法で1町部(約3000坪)の田んぼをやったら疲労死してしまうと書いている。と言うことはお前は死に急ぎたいのかと問われそうだがそうではない。ちゃんと筋道を立てて説明しよう。

近々今やっている商売を手仕舞いしようと思っていると言う話が家内を通じて師匠の耳に伝わっていたようだ。師匠に会ったとき「農業一本で生活をやるんならよっ、米つくりに力を入れなければなんめー、ハウスはかあちゃんに任せておけばよかっぺ」「どこかいい田んぼはありますか? できたら水田がいいんですが」「去年1年間耕作していない田んぼが1ヶ所あるんだがよ・・」場所を聞くとそれ程遠いところではないところだ。面積を聞くと4反部(約1200坪)ぐらいだと言う。このぐらいの大きさならやってやれない広さではない。

本当は今やっている田んぼが2反部なのでもう1反部だけ広げれば目標の大きさになり、無農薬・おだ掛け天日干しの米栽培を無理なくやってゆける。しかし水田地帯で1反部だけ遊んでいる場所は近くにはない。だから少々広くても確保すべきだと考えたのだ。

だが実際に地主にあって田んぼの面積を確認すると1町部(1ヘクタール・3000坪)だと言う。そして無農薬栽培なら喜んでお貸ししましょうと言う。

と言われてもおだ掛け天日干しのやり方で1町部を独りでやるのは到底無理である。隣接する場所に畑が150坪あり、そこも使ってよいと言うことなので、田んぼの農繁期に無農薬米を欲している人に手伝ってもらい、手伝ってくれる人にこの空いている畑を無償で貸し農園として使ってもらう、と前に書いたアイデアを実現するよいチャンスである。

目論見通りに行くかはわからないが一歩踏み出してみようとしている。


 


posted by メイン通商 at 16:46| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。