2011年04月27日

製作者のページー523

私の住んでいる近くで1年以上封鎖されている道路がある。一応農道ではあるが立派に舗装されており私の倉庫へ行くのに一番便利なのでこの道を覚えてからは常にこの道を利用していた。

それが1年ほど前、工事中につき迂回してください、の看板が出てから通行止めになったままである。なぜ通行止めにしているかというと、この道路に隣接している所が土地改良事業地区になっており、この中に大型重機が入り土地を工事している。何の工事かとよく見ると土を盛り給排水溝を敷設したりしている。

面積は広すぎてよくわからないが何千ヘクタールと言うとてつもない広さである。元の土地がどういう土地だったのかはこの土地に移り住んで6年目ぐらいのよそ者にはわからないが、これを農地に改良しようとしているのである。これだけ農地が余っているのにまだ農地を増やそうとするの? と言うのが一般人の疑問である。

元自民党幹事長の野中広務が会長をつとめる全国土地改良事業団の傘下にある事業主体なのだろう。民主党政権に変って小沢一郎が幹事長になったとき野中広務はこの事業団に予算をつけてもらうためへりくだって小沢一郎に面会を求めたが拒否された。もっともだと思っていると反小沢派が権力を握り予算をつけようとしていると言うニュースが出て何だこれはと思ってしまう。

必要でもないのになぜ農地を作るのか。それはその地域の土木事業者へ仕事を作るためのものである。1年以上開かない道路をなぜ作るのか。利用者がいようといまいと土木建築事業者に仕事を与える必要があると言うことなのだ。

大地震が起こりその復旧にてんてこ舞いになった今現在、こんな無駄なことをする必要はなくなったのだろうが時間が経つと又復活する。

東北地方の海の沿岸の田んぼは海水に浸かってしまったため田んぼとして使えるようになるのに10年近くかかると言う。

この被害にあった人達にこの土地改良事業団の作っている農地を使ってもらう方法はないのだろうか。
posted by メイン通商 at 18:23| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月20日

製作者のページー522

私の畑の近くでブロッコリーを専門に作っている人がいる。去年の秋ブロッコリーの苗を専門の機械で植えているのを見かけたが少し時期が遅いような気がしていた。

今年の春になってもブロッコリーは少し小さめで、これで市場に出して売れるのかなと人事ながら気になっていた。しかし一向に収穫する気配はなくブロッコリーの実の上に花が咲き出した。

やはり育ちが悪いので今年は収穫をあきらめたのだと勝手に思っていたら先日その当人と出くわした。念のためなぜ収穫しないのかを聞いてみると風評の被害届けをだせば補償の対象となる言われたので収穫を中止したのだと言う。最初は水洗いを何回もして売りに出そうとしたが手間がかかり過ぎる。補償の対象となることを知りそちらを選択したのだと言うことなのである。

この話を聞き私は少し複雑な心境である。先ず風評の被害とは何なのかということである。風評とは発信人はわからないがそれを又聞きした人間が世間に吹聴すると風評になる。風評は独り歩きし世間が右往左往するのは災害時などの人々が困っている時に発生するから始末が悪い。放射能とか放射線は目に見えないからこれを悪く利用しようとすればいくらでもできるから困る。

テレビや週刊誌などはこれをネタにマッチポンプみたいな使い方をする手合いもいるから余計話がややこしくなる。

野菜や魚は基準値を3回下回れば出荷可能だと言っている。測定器がないと野菜や魚を売りに出すことができない。そんな面倒なことをするより風評の被害で補償してもらった方がよいなどと考える人が増えてくるようなことをやっていてこの国は大丈夫なの?

posted by メイン通商 at 17:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月13日

製作者のページー521

2階のリビングから外を見るとチュ−リップがきれいに咲きそろっている。公園には屋台も少しではあるが出ている。

東日本大震災で中止になったが昨日の日曜日が毎年恒例となっているチューリップ祭りの日のようだった。

中止にならなければ大勢の人が集まるため車の行き来もままならなくなるぐらい大賑わいになる。しかし私はここ1〜2年この祭りをよそ目に畑仕事に追いまくられている。去年は大型ビニールハウスつくりのため予定の作業が大幅に遅れてんてこ舞いだった。

しかし今年は予想に反し畑仕事は順調にいっている。その理由は1週間ほど研修生と称するある人物が私の仕事を手伝ってくれたからである。この研修生については機会があれば語るかもしれないが今の所は触れないでおく。

今年の畑仕事のスタートは2月1日にとうもろこしトマト、胡瓜、ナス、ズッキーニ、西瓜、南瓜他を育苗用のビニールハウスに種を撒いたところからスタートする。ここで育てた苗を大型ビニールハウスと露地に分け植えてゆくわけだが早い方はもちろんビニールハウスである。

今年ビニールハウスで育てようとしている主なものはとうもろこしと胡瓜とトマトである。とうもろこしは露地でも育てるが直売所へ一番乗りするためにはハウス栽培でないと勝てない。

去年は実験的にビニールハウスでとうもろこしを育てたてたがうまくゆかなかった。原因は肥料不足である。とうもろこしは肥料を相当入れないとしっかりした実がつかない。私の有機肥料では不十分だったのである。

昨年種屋に土壌分析してもらって不足している肥料要素がわかっているので今年は私が独自に作った肥料も加え、肥料対策は万全を期したつもりである。今のところ生育は順調で周りの露地のとうもろこしと比べても頭一つ抜きん出ている感じである。

ここまで書いてきたところで午後5時16分(この原稿は毎月曜日に書いている)に震度5弱の地震がある。これだけ余震が続くとボデイブローのように利いてきて我が家も倒壊する恐れが出てきたかもしれない。





posted by メイン通商 at 18:45| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月06日

製作者のページー520

今年も田植の時期がもうじきやってくる。放射能の影響で全く売れない野菜や米になる恐れもあるが野菜の苗つくりや米の苗を中断するわけにもゆかない。

去年から米も種籾を発芽させ苗を作る段階から全部自分でやることにしたので今年も種籾を水に浸け発芽させている最中である。

種籾を作るのは少し厄介である。と言うのは大きな水槽に水をたっぷり入れこの中に種籾をつけ、毎日水を取り替える作業を10日以上も繰り返さなければならない。

私の場合種籾をつける容器はホームセンターで売っている100リットル以上入るプラスチック製のコンテナを使っているが水を入れるととても重く満杯にするととてもじゃないが一人では動かせない。

動かす時は水を半分以下にするのだが、これを下手に動かすと水が揺れ自分の体にドバットかかってくる。そうかこれが津波の原理なのだと気づく。この何億倍いやそれ以上なのだろうが単位の見当がつかない。

地震という強大なエネルギーが水を動かせばとんでもない量の水が動き一番近い海岸では30メートル以上の高さいなることを今回の災害で知った。自然の力とはげに恐ろしい。

つい最近この津波の現場に行ってきた。と言っても大惨事となった東北の海岸ではなく千葉県旭市の海岸である。旭市の飯岡と言う所にアメリカに長年住んでいた友達夫妻が去年の暮れに移り住んだことはこのページで書いたかもしれない。

こちらへ住むようになったのだから奥さんと一緒に泊まりに来いと彼ら夫妻が言ってくれるのだが、こちらもバタバタしているので二人揃って動けるほど暇はない。

たまたま家内が1日いない日があることを思い出し、突然で悪いが俺一人で行くが飯だけ食わしてくれないかとメールした。何故二人で来ないのかといぶかしがられたが、こちらは一人寂しく飯を食うことを避けることだけが目的だから一人で押しかけた。

いい露天風呂があるからと犬吠岬までつれて行かれたが彼の家から10数分の距離なのである。「帰りに晩御飯用のお刺身を買ってきてね」と彼の奥さんに言われていたので彼が立ち寄った所がこの間の地震の津波で被害を受けた飯岡の海岸地区である。

午後6時を過ぎていたのであたりは薄暗かったが家の一階部分まで水が押し寄せたため中は何もない。家ごともって行かれたところも何軒かあった。

津波の現場を目の当たりにし、これ以上の大きな津波の被害にあわれた人々の大変さを改めて思い知った一日であった。


posted by メイン通商 at 17:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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