2011年11月30日

製作者のページー550

今年は米つくりの不手際から農作業の予定がすっかり狂ってしまったが今早急に手がけないといけない仕事が大型ビニールハウスの建て直しである。

台風15号のために半壊状態になっているビニールハウスをどうやってもとの状態に復元するかだが、台風直後に見たときには2連棟のハウスの谷間部分を支える支柱のまん中部分が全部倒れてしまったので中央部分が押し潰された形になっており手の施しようがないようにも思えた。

しばらくたってもう一度冷静になって見てみるとやり方によっては何とかなるかもしれないと思えるようになってきた。

ただ自分の判断だけでは不安なのでビニールハウス販売会社の社長を呼んでみてもらった。この社長は一目見るなり「これは立て直したほうが早そうですね!」と言う。

建て直すって、新たに材料を買い直してやれって言うこと? と内心思う。中古のビニールハウスの部材を買って建てたと言え、費用は6〜70万円かかっている。新品を買って業者に建てさせれば200万円以上かかる代物である。

そう無責任なことを簡単に言ってくれるなと思っていると「使える部材を活かして半分くらいの大きさにすれば何とかなるかもしれませんね」と言ったのでこの方法でやるより仕方ないかと自分でも思った。

他日パイプの修理道具を借りにこの社長のところへ行くと「あのハウスは2連棟で真中部分が弱いから両サイドのパイプを活かして1連にするのが一番よいし、強度も保てます」と言う。確かにこの近所でもビニールは破れてもパイプ自体が壊れたハウスはあまりないようなので面積は半分になるが一連のハウスに建て直すべく作業に取り掛かった。

建てる時もほとんど自分でやったので気の遠くなるほど時間がかかったが建て直すときも一本一本部材を外して解体してからやらなければならないので相当時間がかかりそうである。

幸いこの時期は農閑期にあたるので時間は充分にある。冬を徹してやれば春までには間に合うだろう、ぐらいの気持ちである。

しかし解体作業を進めてゆくうちにこれはもしかして完全復旧も可能かもしれないと言うヒントが見えてきた。

ーつづくー
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2011年11月23日

製作者のページー549

今年収穫した米の売れ行きが全然よくない。

これはある程度予想していた結果なのでさして驚くことではないがやはりなんとなく釈然としない。

米の作付けを今年は大幅に広げたため稲の刈り入れに大苦戦したことは既に述べたとおりである。

新米として売り出す時期が大幅に遅れた事と福島県に近い地区で米を作っていることが売れ行き不振の原因として考えられる。

米を脱穀して米の乾燥度の悪いものを干し直している時、市の農政課の人が二人我が家にやってきた。この地区で農業を始めてから今まで一度も農業関係の団体や組合に所属したことはなかったが師匠からこれだけ畑や田んぼを有機農法でやっているのだからしかるべき団体に所属した方がよいと言われていたが面倒なのでそのままになっていた。

最近になって市の広報で有機栽培で農業をやっている人に市と県で助成金を出すと言う案内が出ていたので、ものは試しと問合せ先の市の農政課に出向いたのである。

提出する書類が多すぎて面倒なのと助成金と言っても畑や田んぼを借りる賃料より安いのでやめようとも思ったが、然るべき機関にこの人間は確かに有機栽培農業をやっていますと認められるのも悪くはないかと申請書類を提出したのである。

今回市の農政課の人がやってきたのはその書類の補完のためだったのだが自分の米の売れ行きが悪いことを話してみた。

「そうなんですよ! 先に伺った有機栽培で米を作っている人もそうおっしゃってました。原因は無農薬の有機栽培の米を求める方は放射能汚染にも敏感な人が多いことが考えられるのですが・・」と農政課の人は言っていた。

米屋さんはいつでも米を買ってあげますよと言ってくれているので米の処分に困ることはないが手間隙かけた無農薬・天日干しの米ですと言っても米屋さん相手では何の効果もないのが辛いところである。

posted by メイン通商 at 17:22| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月16日

製作者のページー548

余分に植えた3反部(約900坪)の稲はおだ掛けにしないのでコンバインで刈って稲藁は短く寸断して田んぼの中にばら撒いておくことができる。

Mさんは田んぼの状態を見て「うまくかれるかなー?」と不安げである。何故なら私の田んぼは雑草が多すぎるのである。私のやり方は稲より大きくなる雑草は生育中に田んぼに入り刈り取るが余り背が高く伸びないこなぎのような水草はそのままにしておく。そうしないと無農薬で米を作るため、雑草をきれいにしようとすると年がら年中田んぼに入っていなければならないからだ。

ただ今度の田んぼは水草も結構成長しているので私が使っているバインダーも雑草が絡みうまく刈れないのである。

Mさんがコンバインで私の田んぼの稲を刈ってくれている時私は用事があったので夕方にしか田んぼに行けなかった。Mさんは「(田んぼを)3周ほど回りましたが今日1日でこれぐらいしか刈れませんでしたよ」と憮然たる表情である。やはり雑草が絡むのでコンバインでもうまく刈れないようだ。「明日もう一度やってみますが・・」と言ってくれたのでほっとしたがMさんにさじを投げられるとこの田んぼは稲ごとトラクターで敷きこむしか手がなくなる。

結局3日間かかってMさんがこの3反部の田んぼを刈り取ってくれたが雑草と一緒に米を作る私のやり方にさんざん文句を言われたのには閉口した。と言ってもMさんはズケズケものは言うが根はよい人で、このあとの手刈りの稲刈りにも協力してくれ他の仲間の人も集めてくれたので何とか今年の稲刈りを終了することができた。

Mさんがいなければきっと今頃も田んぼで稲刈りを続ける羽目になっていたに違いない。

来年の米作りは雑草対策からスタートしなければならないと肝に銘じている。

posted by メイン通商 at 16:46| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月02日

製作者のページー547

稲刈りは人をあてにせず2〜3ヶ月かかってもよいからのんびりやるしかないと腹をくくったら気が楽になった。

5月の連休中に苗を植えた稲は9月10日前後に刈るのが普通である。周りの田んぼはこの時期に稲刈りが集中する。

こちらも9月10日から稲刈りをする予定を立て、その前におだ掛け用の支柱を準備することにした。支柱の準備と言っても今回は面積が広いので支柱の材料を集めるだけでも大変である。

裏の竹薮から冬の間に竹を切り出し備蓄していたが全然足りない。幸いなことに商売用の建材が余っているのを思い出しこれを流用することにした。これの方が加工が楽で竹の枝を鉈で切り払う手間から比べるとかなり作業がはかどり助かった。

ところで稲を刈らなければならない田んぼは3箇所ある。どこから先に始めるかというとやはり一番広い所からである。ただ使用するバインダーの調子を見る必要があり、家から一番近い田んぼでテストしてみた。

案の定と言うか雑草が絡みうまく刈れない。ただ広い田んぼの方が雑草が少ないから何とかなるだろうとタカをくくり、念のため田植えのときに手伝ってもらったTさんに応援を頼み稲刈りを始めたがやはりバインダーに草が絡みうまく刈れない。

メカに詳しいTさんがバインダーをチエックし、「このバインダーは刈り取り部分に隙間があるため草が詰まるんですよ。修理しないと使えませんね」と言って半日を浪費する。

バインダーをいつも機械を修理してもらっているMさんに応急処置で直してもらったが家内が目の不調を訴え病院通いで作業がなかなか進まない。

9月14日は1日時間が取れたので朝からバインダーを使って稲刈りをするが相変わらず雑草が邪魔をし作業は一向にはかどらない。午後もこの作業を続けていると農道に一台の軽トラが停まった。よく見ると田んぼで知り合ったMさんである。

午前中も一度見に来たが作業がはかどっていないようなのでもう一度見に来たとの事である。そしてこの調子ではこれだけ広い面積を刈り取るのは無理でしょう。この田んぼの状態では自分のコンバインで刈れるかどうかわからないが手伝ってあげましょうかと言ってくれる。

これは地獄に仏である。試験的に余分に植えた3反部(900坪)は当初コンバインで刈る予定だったところなので、是非お願いしますと言う事になったのだが。

ーつづくー

来週は旅行のためこのページは休みます。
posted by メイン通商 at 16:06| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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