2011年12月28日

製作者のページー554

最近病院へ行く機会が増えている。私自身は病院嫌いなのでできるだけ行かないようにしているのだが車の運転ができない家内が病院へ行く場合は私が一緒に行かなければならないのでどうしても行く回数が多くなるのだ。

私の病院嫌いの理由の一つは長時間待たされることである。顧客相手の商売を長年やっている自分にとって客を長時間待たす病院経営者の神経を疑う。しかしほとんどの病院が平気で客を待たすから病院関係者のほとんどが神経麻痺にかかっている、と思っていたが病院へ行く機会が増えるにつれ別の事情もあることがわかってきた。

家内が目の不調を訴えるので近所の眼科病院へ連れて行った。この病院の見立てでは目の毛細血管がはれており特殊な注射が必要である。うちの病院では処置できないので大学病院へ紹介状を書くからそちらへ行って欲しい。ただしこの注射は高くて一回打つのに20万円ほどかかると言われたと家内は私に告げた。これを聞いて私は憤慨した。

客を待たせるだけでなく暴利までむさぼるのか! とできるだけ病院へ行きたくない自分が率先して私のかかりつけの病院へ家内を連れて行った。担当の女医は私を同席させて説明してくれた。確かにこの注射は3回ぐらい打たないと効果が出てこずその合計代金は17万円ぐらいと価格表に出ていますから暴利とはいえませんね。口が滑って私が暴利と言ったことをやんわりと否定してくれた。

こんな経過の後、紹介状を持ってその大学病院へ行った。驚いたことにこの病院の眼科だけでも50人以上の患者が待っている。眼科の受付の近くで聞いていると紹介状なしで来られた患者さんは何時間待たされるかわかりません。と受付の女性は平然と言っている。

と言うことはこの大学病院は各地の町医者やクリニックが手に負えない患者を紹介状を書いて送り込んでいることになる。町医者やクリニックにキックバックがあるかどうかは知らないがただでさえ混んでいる有名病院が余計に混雑することになる。要は病院と患者の需給関係が大きく崩れた高齢化社会では今後この傾向がますます大きくなることになる。

加齢とともに病院へ行かざるを得なくなる機会が増えた自分たちにとってどう待ち時間と言うか待たされ時間を有意義に活用するかを自衛手段として講ずる必要がありそうである。
posted by メイン通商 at 16:25| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月21日

製作者のページー553

11月下旬から寒い日は石油ストーブをつけていた。ビニールハウスの暖房用にと種屋からもらった石油ストーブが意外とよいのでこれをリビングに持ち込み使っていた。

ところが家内が石油代がもったいないから薪ストーブに切り替えろと言う。灯油、軽油、ガソリンと使いまくる私に対して家内のチエックは厳しい。しかし私は薪ストーブをあまり使いたくない。と言うのは今年薪ストーブを最後に使ったのは3月10日で3月11日の震災で生じた震度6弱の揺れで薪ストーブは20センチ近くずれストーブの4本の脚の1本はストーブの台からはみ出した状態だった。

200キロもあるストーブをテコを使って元に戻したが土台張ったタイルや壁面のタイルはひびが入ったり剥がれた状態だがまだ治していない。

ストーブがずれたと言うことは煙突もずれている可能性もある。これをちゃんと点検しないで使うと火災発生と言うことにもなりかねない。これらを修理点検するのが面倒なのであまり使いたくなかったのだ。

それに薪ストーブを使う気がなかったので薪材の手配も今年は積極的にはやっていなかった。備蓄分があるのでこの冬ぐらいはもつかもしれないが底をつく可能性もある。

そんな時隣のMさんの家でトタンがメリメリと音をたてているのに気がついた。Mさんの家にはトタンぶきの古い物置小屋がある。私が自分で作った20坪の物置小屋のすぐそばにあるが私の物置小屋以上に大きい。ただかなりの年代ものなので今は使っていないようだ。

もしかしてこの物置小屋を解体するためにトタンをはがしているのではと気づきMさんの家へ飛んでいった。

私の感は的中した。Mさんはほとんどのトタンをはがし終えたところだったので壊した小屋の廃材をどうするのか聞いてみた。「裏で燃しちゃいますよ」と言うので薪ストーブの薪に使うからと説明し全部もらうことにした。よく見ると梁などはかなり太く薪には最適である。

薪をもらうお礼に自分のユンボで取り壊しを手伝った。ほんの数分で30坪くらいの小屋を取り壊すことができ自分のトラックで3台分以上の薪材が確保できた。

こんな訳で最初は心配しながら火をつけていた薪ストーブも今は何の問題もなく赤々と火を燃し続けているので今年の冬は何とか越せそうである。
posted by メイン通商 at 17:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月14日

製作者のページー552

ビニールハウスをどう修復するかの問題だが、確かにビニールハウス販売会社の社長が言うように2連棟のハウスを一棟に建て直すほうが強度の面から見ても一番よい。ただ面積が半分になるのは前回述べたように少しつらい。

ハウスが押し潰された状態を見てきた師匠が、あのハウスは背が高すぎるから風の抵抗を受けすいのだ。ユンボを持っているのだから穴を深く掘ってパイプを深く埋め込みハウスを低くすべきだと言われたことも頭の隅に残っている。

ただハウスを一棟にするにせよ全体を低くするにせよ今ある外側のパイプを全部抜かなければならない。片側で80本、両方で160本のパイプを抜いたりさしたりするのは新しく建て直すのと同じ手間がかかることになる。

ハウスが押し潰された原因はまん中部分の支柱が倒れたためだからこの部分をいかに補強するかが最大のポイントなのだ。

会社の倉庫を建ててくれた鉄骨メーカーの社長に久しぶりに会ったので支柱部分に鉄骨を組んで補強したいのだがと相談すると金がかかり過ぎるから賛成できないと言われた。確かに金がかかっては困る。私の農法はいかに安い費用と言うかできるだけ金をかけないでよいものを作るかである。

ここで考えついたのが支柱のみを地中深く埋め込み絶対に倒れなくすればよいのではと言うことである。

今までの支柱は地面に基礎石を置きその上に鉄パイプの支柱を立てていたので風が強く吹くたんびにこの支柱が揺れ動いていたのだ。

2メートルの長さの支柱にコンクリート製の基礎ブロックを固定し、地表には1メートルだけ出るようにする。こうすると支柱が1メートル下がることにより全体の高さも50センチほど低くなるので風の抵抗も少なくなり高所作業もやりやすくなる。

師匠が言うように私はユンボをもっているが1メートル以上の穴を20箇所も掘らなければならないとなるとこういう機械がないと大変な作業になる。

こんな訳で最近の私は泥まみれになりながら1メートル以上掘った穴にもぐりこみ支柱の垂直水平を確認している。

穴から外を見る感じは丁度塹壕の中にいる感じと似ている。「坂の上の雲」の旅順攻略で乃木将軍が塹壕の中にいるロシア兵との戦いで悪戦苦闘している臨場感が味わえなくもないとやせ我慢を言いながら仕事をしている。
posted by メイン通商 at 16:57| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月07日

製作者のページー551

台風15号で押し潰された状態になったビニールハウスを見たときは折れ曲がったパイプや飛び散ったパイプを固定する部材が散乱し、そこに破れたビニール覆いかぶさり手のつけようがないように思えた。

しかしこれらを1個1個取り除いて整理して行くと被害箇所はまん中部分の支柱周りに集中しており、他の部分はかなりそのまま使えそうである。それならハウス部分を半分に縮小するより今までと同じ大きさで使えるように知恵を絞った方が得策である。

と言うのは今までの面積のビニールハウスに未練があるからである。台風で壊される直前のハウスには夏の暑い間は毎日、朝昼夕と日に3回も水をやり秋収穫用のきゅうり、トマト、ナスが非常によい状態で育っていた。これらの野菜は種屋と相談して購入した特別高い種を植えて育てたもので今まで育ててきたきゅうり、トマト、ナスとは全然違うのである。

競走馬のサラブレッドは血で走ると言われる。これは他のものでも当てはまるわけで良いDNAを受け継いだものは強い。最近農業オタク化している自分が今実感しているのは良い種を使わないと決して良い野菜、おいしい野菜はできないと言うことである。

確かに良い土、良い肥料でなければよい野菜ができないが種の選択を間違うといくら良い土と肥料を使ってもおいしい野菜はできないはずである。

そして良い野菜を安定的に収穫するツールとしてビニールハウスは必需品だと私は思っている。

長いアメリカ暮らしから日本へ戻ってきて今千葉県の銚子の隣、飯岡に住み始めた友達がその家にもともとあったビニールハウスが目障りだからこのハウスをやると言う。この男はビニールハウスで野菜を育てるのは邪道だと思っているようだ。

今年は数十種類の野菜を育てたと得意になってメールを昔の友達たちに送りつけているが、私が農業を始めた頃に良く似ていると少し上から目線で見ている。

もらったビニールハウスは私には小さすぎるので組み立てずに部材だけを利用しようと思っている。

話が少し横道にそれたのでハウスの復旧作業の様子は次回語ることにしたい。

ーつづくー
posted by メイン通商 at 17:07| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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